木造家屋の解体によって発生する廃材や、工場で使い終わった木箱・パレットなどの産業廃棄物、樹木の剪定くずなどの一般廃棄物を指します。
当社は、これらの木くずをバイオマスチップ燃料に加工し、住友共同電力の再生可能エネルギー燃料として出荷しております。
住友共同電力の火力発電所はエネルギー効率が高いため、木くずの持つエネルギーの多くを電気に変換し、温暖化対策に貢献しています。
山林保全と地球温暖化対策として、2009年の愛媛県森林そ生緊急対策事業を活用しバイオマス燃料化設備を整備しました。
東予地区の山林を中心に年間12,500トンの林地残材を燃料化してきた実績があります。
現在、さらに再生可能エネルギーの利用を促進するため、廃棄物系の木くずの集荷を強化しております。
当社で製造したチップは、発電所に直結したコンベアで燃料供給できるようになっています。
通常のチップ工場とは異なり、製品を輸送する手間とコストが不要なため、廃棄物処理費用を安くすることができています。
2009年のチップ事業開始当初から住友系企業の木くず廃棄物を燃料化してきました。
大企業特有の詳細な現地確認、契約手続きも確実に処理してきた実績があり、事故・労働災害を発生させない安全管理も継続してきましたので、安心して処分をお任せいただけると思います。
木くずの種類はさまざまで、以下のように産業廃棄物と一般廃棄物に分かれます。
産業廃棄物とは、事業活動から発生する廃棄物であり、具体的には製造業、建設業、解体業などから発生する廃棄物を指します。
一般廃棄物とは家庭や事務所などから発生する樹木の剪定くずが該当します。
【当社で通常回収している木くず】
【当社で回収してもリサイクルできないもの】
【当社で通常回収している木くず】
【当社ではリサイクルできないもの】
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当社では、家屋解体などで発生する廃木材を再資源化し木質チップにしています。
地域で発生するバイオマス資源を地元の発電所の燃料として利用することは、炭素循環の観点から見ても優先度の高い取り組みと位置付けています。木くずを安く便利に処分できるようになることで、地域の皆様にもメリットを感じていただける取り組みにしたいと考えています。
金属異物を除去する作業が必要な混在廃棄物か、異物除去済みの木材か選別します。
5㎝以上の金属異物を手選別で除去し、木材の大きさが50㎝以下になるまで重機で粗破砕します。
破砕機に粗破砕材を投入し、5㎝以下のチップを製造します。釘などの小さい金属は磁石で除去します。
住友共同電力の石炭火力発電所の燃料としてバイオマス燃料を供給しています。
住友共同電力は、愛媛に事業所を置く住友各社の共同自家発として設立されました。供給する電力の大半を火力発電に頼っている住友共同電力の温暖化対策は喫緊の課題であり、バイオマス燃料の使用拡大はその大きな柱となっています。地元で発生する木くずを当社がリサイクルすることは、愛媛県内の住友各社の温暖化対策に直結しており、バイオマスエネルギーを地産地消することは輸送に伴うエネルギー削減にも繋がっています。
産業廃棄物の木くずは愛媛県内、一般廃棄物の剪定くずは新居浜市内を受入範囲としております。
混ぜれば「ごみ」分ければ「資源」の考え方で、分別管理が丁寧なお客様にはより良い条件でのお取引をご提案しております。
丁寧なお仕事をされているお客様のコスト削減をお手伝いいたします。
地域貢献の観点から、一般の方が持ち込まれる剪定くずについては無償としております。
年中無休、受付時間 8:30-16:00
竹やシュロ、根など一部処理できないものがありますので、持ち込みされる前にご確認ください。